中山造園本日の現場便りは横浜市神奈川区 M様邸より植木、庭木の手入れです。
植木・庭木の剪定・手入れといえば、大きいはさみ(刈り込みばさみ)で刈りこんだり、
最近ではヘッジトリマなどの機械を使用した仕事を思い浮かべますが、両方とも「刈り込んでいる」ということでは、
作業は同じ作業になります。
我々のあいだでは、すかす(透かす)枝をぬく(枝を間引く)と言われる仕事になります。
刈り込みでは、単純に言えばただ回りを、刈るか、切るかしてを揃えるだけですが、
「すかす」という作業は、枝を間引いて樹木の枝の、ふところまで日が当たるようにしてやる、
ふところ、なかがわ、内側の枝葉を大事にしてやる手入れのことです。
ふところの枝を大事にしてやることによって、何十年たっても大きさ、形、樹形を変わることなく維持する技術です。
一見手間ひまのかかることのように見えますが、手慣れた者が作業にあたれば、毎年変わらぬ作業、コスト、出来上がりで仕上げることができます。
技と、言うほどのこともありませんが・・・
同じ一本の植木、庭木を長い年月変わることなく維持していく技術です。
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